電話相談から(Q&A)

これまで相談のあった内容の中からよくある相談内容をまとめました。

インフルエンザについて

インフルエンザって、どんな病気?
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。
ウイルスにはA型とB型のウイルスがあります。一度インフルエンザにかかっても、免疫が終生つくことはないので、何度でもかかってしまします。
インフルエンザはどのように感染するの?
感染経路は主に「飛沫感染」と「接触感染」です。
飛沫感染→患者のくしゃみや咳などで唾液や鼻水が小さな水滴となって飛び散り、それを吸い込むことによって感染します。
接触感染→患者がくしゃみや咳を押さえた手などでドアノブやスイッチに触れるとそこにウイルスが付着し(2~8時間程度存在)、別の人がそこに触れ、その触れた手で、自分の口や鼻などを触り、感染します。
インフルエンザの症状は?
一般的な症状は、突然の発熱、鼻水、咳、全身の倦怠感、のどの痛み、関節痛といった風邪より強い全身症状がみられ、時に下痢・嘔吐・腹痛などの消化器症状も出ます。
赤ちゃんの場合は41度まで体温が上昇することがあります。
このような症状は約1週間で治ります。
また、インフルエンザは合併症を起こしやすく、肺炎や気管支炎などを引き起こすことがありますので、免疫力が弱い乳幼児などは注意が必要です
インフルエンザの予防接種は打ったほうがよい?
発病予防効果は、他のワクチンと比べてそれほど高くありませんが、重症化を予防することが期待できるため、接種することをおすすめします。
1歳以上のお子さん、特に保育園・幼稚園・学校などの集団生活をしているお子さんには接種をお勧めします。
インフルエンザの予防接種の時期は?
インフルエンザの予防接種は13歳未満では2回接種が推奨されています。1回目と2回目の2~4週間の間隔が必要です。また、ワクチンの十分な効果が得られるのは2回目を接種してから2週間以上経過してからです。したがって、インフルエンザが流行してから予防接種を受けても十分な効果が得られません。インフルエンザの予防接種の打ちはじめとしては、本格的に流行しはじめる12月中旬ころに効果が得られるよう、11月に入ったら1回目の接種を受けるのがよいでしょう。
卵アレルギーがあるが、インフルエンザの予防接種は受けられる?
インフルエンザワクチンには、鶏卵成分が含まれています。しかし、近年は高度に精製され、その量は極めて微量であり、通常は卵アレルギーがあってもほとんど問題となりません。卵アレルギーの程度によっては、接種を見合わせることもあります。
かかりつけの医とよく相談しましょう。
1歳になっていないが、インフルエンザの予防接種は受けられる?
生後6ヶ月以上であれば接種可能ですが、かかりつけ医とよく相談しましょう。

乳児のいる家庭では、親や兄弟が接種することで、乳児への感染のリスクを下げることをお勧めします。
インフルエンザの予防方法は?
手洗い、うがい、マスクが基本です。
手洗いは石鹸を十分に泡立てて、30秒以上かけて洗うようにしましょう。
また、うがいができない乳幼児については、こまめな水分摂取も効果的です。
夕方から急に熱がでた。インフルエンザの検査はすぐできる?
インフルエンザの検査のタイミングとしては、ウイルスの増え方で多少の違いはありますが、基本38度以上の熱が出始めてから、12~24時間あけての検査がよいとされています。高熱でしんどい状況ではありますが、水分が少しずつでもとれてそれなりに過ごせているようであれば、発熱後の時間をあけてからの検査をお勧めします。
但し、水分を全く摂取しない、痙攣をおこした、いつもと様子が明らかに違う時などは、すぐに医療機関を受診しましょう。
インフルエンザと診断、先ほどからおかしなことを言う。脳炎が心配。
子どもは熱が出た時、一時的に意味が分からないことを言ったり、異常な行動をとることがあります。これを「熱せん妄」といいます。ほとんどが短時間でおさまります。
まずは、しっかり起こしてみて、様子が普段どおりとなれば、まず大丈夫でしょう。
但し、長時間そういった状態が続いたり、けいれんを起こす様なことがあるときは、すぐに受診しましょう。
いつから学校に行ってもよいの?
・熱が出てから5日が経過していること。かつ
・熱が下がって2日(乳幼児は3日)が経過していること。
登園・登校には登校許可書が必要です。かかりつけ医でもらいましょう。
※インフルエンザでも風邪でも発熱の対応は一緒です。発熱の項目を参照してください。