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阪神北広域こども救急センター 電話相談072-770-9981
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RSウイルス感染症について

Q. RSウイルス感染症って??
A.RSウイルスの感染でおこり、乳幼児気道感染症の重要なウイルスです。RSウイルスのRはRespiratoryの略で「呼吸の」という意味だということからもわかるように呼吸器系に感染するウイルスです。
RSウイルスの感染力は非常に強く、2歳頃までにほぼ100%の子どもがかかります。一度かかっても免疫が十分にできないので何度もかかります。
潜伏期間は2~8日で、症状が現れる前でも感染することがあるうえ、症状が消えてからも1~3週間は感染する力があると言われています
Q. どうやってうつるの?
A.飛沫感染と接触感染でうつります。
・飛沫感染では、感染した人の咳やくしゃみで飛散したウイルスを直接吸い込むことによって感染します。
・接触感染は、鼻汁や痰に含まれるRSウイルスが皮膚や衣服、玩具などに付着し、それに触れた手指を介してうつります。付着したウイルスは、付着後4~7時間後まで感染する可能性があります。
Q. RSウイルス感染症って、何が一番心配?
A.RSウイルスは、乳児(1歳未満の赤ちゃん)が感染すると入院を含めて重症化する恐れがあります。しかし、幼児以上子どもや大人が感染しても風邪のような軽症でRSウイルスと気が付かずに乳児にうつしてしまうことがよくあります。ですから、普段からの手洗い、うがい、風邪症状がある時のマスクの着用などの感染予防が大切となります。
Q. RSウイルスの症状は、どんな症状?
A.症状は風邪に似ています。軽い症状の場合は、鼻水・咽頭痛・咳・発熱などで、1週間ほどで治ります。重症化した場合は、ひどい咳・ゼーゼー・呼吸困難・乳児の場合は哺乳力の低下などが見られます。このような症状が見られる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
Q. 特効薬はあるの?
A.ありません。症状をやわらげる治療が中心となります。
Q. 大人もかかるの?
A.何度もかかる病気で、大人にもうつります。しかし、大人の場合、軽い風邪の症状ですむことがほとんどで、風邪として診断されることが多いでしょう。
Q. どんな治療方法?家でしてあげることは?
A.症状に対しての対処療法が中心で、水分補給・睡眠・栄養・保温をして安静にして経過をみることになります。また、咳でなかなか眠れないことや、おっぱいやミルクが飲めないということもありますから、部屋を加湿する、楽な体位、こまめに飲ませてあげるなどの工夫が大切です。
Q. 予防方法や注意することは?
A.・流行期に生後6ヶ月未満の乳児を連れて外出をする場合には、人ごみを避ける。
・まわりの人が感染源にならないように注意する。
・手洗い、うがい、マスクの着用。
・おもちゃやおしゃぶりなど赤ちゃんが口に入れるものは清潔にしておく。
(RSウイルスは消毒薬に弱いので、次亜塩素酸ナトリウム(ミルトンなど)、 消毒用アルコール、ポピドンヨード(イソジンなど)が有効)