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阪神北広域こども救急センター 電話相談072-770-9981
混雑情報

手足口病について

Q. 手足口病ってどんな病気?
A.夏かぜの一種で発熱、手足と口腔粘膜に水疱様の発疹が特徴です。
子どもを中心に、主に夏に流行します。手のひらや足の裏、ひざ、ほおの内側、おしりなどに2~3mmの水疱性発疹が出ます。手のひらと足の裏に発疹が出る病気は少なく、お子さんの体をよく観察することが大切です。熱はあまり高くならないことが多く、高熱が続くことは通常はありません。口の中の発疹は潰瘍・口内炎となり、痛みが強いです。
治療薬はありませんが、通常は5日前後で軽快し、重症化はまれです。患者との接触で感染するため、保育園など集団活動の場で流行することも多いです。
Q. 原因は何?
A.夏かぜウイルスの仲間のコクサッキーウイルスA‐16、A‐10、エンテロウイルス71などが主な原因です。飛沫あるいは接触で感染し、潜伏期間は3〜6日間です。
Q. 予防接種や特効薬はあるの?
A.今のところ予防接種も特効薬もありません。発熱や痛みに対する治療を行います。
夏に好発しやすく、痛みで食欲不振が強いと脱水の危険があるので、水分補給に注意が必要です。
Q. 兄弟や両親にうつりますか?
A.うつります。患者の多くは乳幼児がですが、時々、大人にもうつります。
仲間のウイルスが何種類かいるので、一回かかっておしまいではありません。
Q. どのように感染するのですか?
A.口腔からの飛まつ感染、便や水泡からの接触感染で広まります。また、治った後もウイルスが便から排泄されるので、排泄物の扱いや手洗いに注意しましょう。
Q. 予防方法は?
A.うがいや手洗いを心がけましょう。手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。また、タオルの共用はさけましょう。水疱の中には、ウイルスが多く含まれるため、水疱をできるだけ潰さないようにしましょう。また、患者の便を介して感染するので、お子さんの便を処理した場合は、特に念入りに手洗いをしましょう。
手足口病は、治った後も比較的長い期間(2~4週間)便の中にウイルスが排泄されますので、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。
Q. いつから保育園に行けますか?
A.治った後もウイルスが便から排泄され、2~4週間は感染源となります。感染防止の目的で登園停止にすると、延々と休むことになりますので、解熱して元気が出たら集団生活は可能と考えます。
Q. お口の中を痛がって食事が取れません。大丈夫でしょうか?
A.飲み込むのが痛いので、よだれが目立つようになります。熱い物、すっぱい物、硬い物は避け、口当たりの良い冷たい物を与えましょう。食事が取れないことが多いのですが、2~3日の辛抱です。水分を上手に取らせ脱水などを起こさないように注意しましょう。
Q. 夜間や休日に手足口病に気づいたら?
A.熱や発疹が出ても元気なら、家で安静にして様子をみて、翌日かかりつけ医を受診しましょう。水分がとれずぐったりしてきたり、頭痛や嘔吐が見られる時は、夜間休日診療所を受診しましょう。
Q. 合併症はあるの?
A.まれに髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症などが起こる場合があります。
お子さんの経過観察をしっかりと行い、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関に相談や受診をしましょう。